こんにちは、黒まるやで。夏になると、猫様の家にはふだんは無い「音」と「生きもの」が増えるんや。花火、雷、お祭りの太鼓。そこにセミも飛んでくる。
で、おもしろいのがここからでな。うちの王子は、雷はまったく平気。でも、だんじりの音はあかん。そしてセミには見向きもせえへん。「大きい音は全部こわい」でも「猫はみんな虫を追いかける」でもないんやな。
今日は夏の音と虫について、うちでやってることをまとめるで。今年の夏を乗り切るぶんと、9月のだんじりに間に合わせるぶん、両方の話や。

こわさの正体は「音の大きさ」やのうて「音の種類」かもしれん。うちの王子が、ええ見本やで。
猫が怖がるのは「音の大きさ」だけじゃない
雷とだんじり、どっちも大きい音や。なのに反応がちがう。ここには、音の大きさ以外の要素がからんでると言われてる。
- 続く長さ:雷は「ドンッ」で終わる。祭りの太鼓は近づいて、通り過ぎるまでずっと鳴ってる
- 低い音と振動:太鼓の音は床や壁から体に伝わる。耳をふさいでも逃げられへん種類の音や
- 心の準備ができるかどうか:雷はゴロゴロと前ぶれがあるけど、花火は前ぶれなしに突然ドンッと始まる。身がまえられへん音のほうが、こたえるんやろな
- 逃げ場があるかどうか:隠れられる場所が空いてるかどうかで、同じ音でも受け止め方が変わる
どれが決め手かは、正直その子によるとしか言えへん。ただ「音の種類によって反応がちがう」ということ自体が、うちの子を知るヒントになるんや。
【うちの場合】雷は寝てる、だんじりは隠れる
うちの黒猫王子(オスです)は、雷が鳴っても平気な顔で寝ています。ゴロゴロ鳴ってもピクリともしない日もあります。

ところが、だんじりの音は苦手です。近づいてくるとそわそわし始めて、隠れてしまいます。うちの地域のだんじりは9月なので、毎年その時期だけは気をつけています。
そしてセミには、まったくの無関心。窓の外で鳴いていても、追いかけようともしません。
猫が花火を怖がるとき、家でやってること
音は突然でも、花火大会そのものは日にちが分かるやろ。当日にあわてんでええように、先に手を打っとこ。
- 隠れ場所をふさがない:ベッドの下やクローゼットに入りたがったら、そのままにしといてな。隠れるのは猫なりの対処法や
- 窓とカーテンを閉める:音がやわらぐし、光の点滅も見えんようになる
- いつもの生活音を流しておく:テレビやラジオを普段どおりつけておくと、外の音が急に飛び込んでくる感じがやわらぐで
- 下僕があわてない:これがいちばん効くかもしれん。人がそわそわすると猫にも伝わるからな
逆に、やらんほうがええこともあるで。
- 隠れてる子を引っぱり出さない:安心できる場所から出されると、よけいに不安になってまう
- 無理に抱っこして「大丈夫やで」と押さえつけない:抱かれるのが好きな子でも、パニックのときは別や
- 粗相しても叱らない:こわくてトイレに行けんかっただけかもしれん

「大丈夫やで」ってギュッとするのは、じつは下僕の不安をなだめるためやったりするんよな。猫様は、そっとしといてもらうほうが早う立ち直ることもあるで。
お留守番中に花火が始まる場合もあるやろ。そのときの部屋の作り方は、こっちの記事とセットで読んでな。
→ お盆の帰省、猫はどうする?夏の留守番と移動の注意点
猫と雷、怖いのは音より「停電」かもしれない
雷でほんまに気をつけたいのは、音そのものよりそのあとやと思ってる。停電したら、エアコンが止まるからや。
真夏の閉め切った部屋でエアコンが止まると、室温はぐんぐん上がる。しかも留守中やと、猫は自分でどうにもできひん。夏の雷は「こわがらせる音」やなくて「暑さのリスク」として見といたほうがええんや。
- 電気がなくても涼める場所を用意しとく:うちの黒猫王子は、お風呂場の前の珪藻土マットがお気に入りや。エアコンがついてても、そこで寝てるくらいやで
- 水を何ヶ所かに分けて置く:一ヶ所ひっくり返しても、まだ飲めるところが残る
- 風の通り道を作れるようにしとく:ただし脱走せんように、網戸のストッパーは必ずな

暑さ対策そのものは、こっちで詳しく書いてるで。
→ 【猫の暑さ対策2025】暑さに強い猫の特徴と快適に過ごすコツ
→ 夏の電気代は8月がいちばんお得 ⚡【2026年版】補助金と節電のコツ
だんじり・お祭り・救急車――「日にちが分かる音」は準備できる
お祭りのええところは、日にちだけやのうて時間とコースまで分かることや。これは大きな強みやで。うちの地域はだんじりが9月やから、その前に準備しとけばええわけや。
- 日程とコースを調べておく:家の前を通る時間が分かれば、そのあいだだけ奥の部屋に居場所を作れる
- 音が来る前に、静かな部屋へ移動しておく:始まってから連れて行くより、先に落ち着ける場所にいてもらうほうが楽や
- 玄関の開け閉めに気をつける:祭りの日は人の出入りが増える。びっくりした猫が飛び出す心配があるからな
- 救急車やパトカーのサイレンだけは、日にちが分からへん:こればっかりは事前に備えようがない。やからこそ、いつでも入れる隠れ場所を用意しておくのがいちばんの対策になるんや
いちばん怖いのは、音そのものより「脱走」
正直に言うと、花火も雷もだんじりも、うちで見てる限りは音そのものより「そのあと」が心配や。パニックになって外に飛び出してしまうこと――これがいちばん取り返しがつかへん。
- 網戸にストッパーか鍵をつける:体当たりで開いてまうことがあるで
- 迷子札をつけておく:首輪が苦手な子もおるから、その場合はマイクロチップという方法もあるな
- 顔がはっきり写った写真を用意しておく:探すときに人に見せられる一枚があるだけで、ぜんぜんちがう
脱走対策そのものは、こっちにまとめてあるで。
→ 猫の発情期は秋も来る?脱走対策と避妊去勢で安心生活
セミを捕まえる猫、無関心な猫
さて、夏のもうひとつの主役、セミや。
うちの王子は、さっき書いたとおりまったくの無関心。でもな、下僕の会社の人の猫様は、セミを捕まえて持ってくるらしい。下僕の実家にいた猫もそうやったそうや。おんなじ猫でも、ここまでちがう。
セミは「動く」「音がする」「バタバタ羽ばたく」と、猫の狩りのスイッチを押す条件がそろってる。反応する子にとっては、たまらん相手なんやろな。
猫がセミを捕まえてきた・食べたときはどうする?
- あわてて取り上げようとしない:奪われると思って、かえって飲み込んでしまうことがあるで。落ち着いて、おやつやおもちゃで気をそらすほうが早い
- 口に入れてしもたら、そのあとの様子を見る:何度も吐く、ぐったりしている、ごはんを食べへん――こういうときは自己判断せんと、動物病院で見てもらってな
- 殺虫剤をまいた場所のセミは避けたい:虫そのものより、薬がついてるほうが心配やからな。ベランダに落ちてるセミは、猫を出す前にそっと片付けとくのが確実やで
それと、セミあるあるをひとつ。死んだと思って近づいたら、最後に「ジジジジッ!」と鳴いて猫が飛び上がる――あれ、猫にとってはなかなかの衝撃やと思うで。びっくりして固まってしまう子もおるから、笑いながらも見といたってな。

あの最後のひと鳴きな。猫だけやのうて、下僕もビクッとしてるやろ。
家に持ち込ませないために
- 網戸のすき間をなくす:セミは網戸にしがみつくから、そこで大騒ぎになりやすい
- ベランダに出す時間を短くする:完全室内飼いなら、そもそも遭遇の機会が減るな
- 窓辺で見るだけにしてもらう:追いかけられんでも、外を眺めるだけでけっこう満足するもんやで
→ 猫が窓に張り付く理由5つ🐾春に増えるニャルソックと賃貸での注意点
結局は、うちの子を見るのがいちばん
ここまで書いてきて、いちばん言いたいのはこれや。よその子の話は、うちの子には当てはまらんことがある。
| 夏の出来事 | うちの王子 |
|---|---|
| 雷 | 平気。寝てる |
| だんじり | 苦手。隠れる |
| セミ | 無関心。追わない |
「大きい音がこわい子」でもないし、「虫を追いかける子」でもない。王子は王子や。おたくの子にも、きっとおたくの子なりの組み合わせがあるはずやで。
それと、こわがること自体は悪いことやない。こわがるのは、危険を察知できてるということでもあるからな。無理に慣れさせようとせんでええ。ただ、いつもとちがう様子が長く続くようなら、そのときは相談してみてな。
→ 猫の分離不安とは?甘えとの違いと原因別対策をやさしく解説
まとめ:今年の夏、ひとつだけやるなら
全部いっぺんにやろうとせんでええ。ひとつだけ選ぶなら、「逃げ場を作っておく」やと思う。
いつでも入れる暗くて狭い場所。そこが空いてるだけで、花火の日も、雷の日も、だんじりの日も、猫は自分で自分を守れるようになる。段ボール一個でもええんやで。

段ボールひとつで守れるもんがある。今日のうちに、そっと置いておいてな。
ほな、暑い夏やけど、お互い無事に乗り切ろな🐾
