猫がいる家の地震対策🐾賃貸でもできる備えと夏の停電

にゃんこ

こんにちは、黒まるやで。この夏、九州で大きい地震があったな。

うちは関西やから、下僕は揺れをまったく感じひんかった。せやけど会社の人は「揺れた」て言うてたらしい。同じ地域におっても、感じた人と感じてへん人がおるんやな。

ほんで、こう思わへん?「猫がおる家で地震が来たら、実際なにが起きるんやろ」って。今回はそれを調べて、まとめてみたんや。

こわがらせるための記事にはせえへん。猫様と暮らす家で今日からできることを、順番に見ていくで。

全部いっぺんにやらんでええからな。読んで「これならできそう」っていうのを、ひとつ見つけてくれたらそれでええんや。

地震のとき、猫はどうなる?

まず知っといてほしいのは、猫の反応はほんまにバラバラやということ。

会社の人んちの猫は、揺れた瞬間に一目散に逃げたそうや。どこへ行ったかもわからんくらいの勢いやったらしい。かと思えば、揺れても平然としてる子もおる。

ほんで、うちの王子はどうかというと――地震のときも、こわがってる様子はない。雷が鳴っても平気で寝てるくらいやからな。あかんのは、だんじりの音だけなんや。

音のこわがり方が猫によってちがう話は、こっちに書いてるで。
猫が花火や雷を怖がる理由🎆音の種類でちがう?うちはだんじりだけダメ

せやけどな。ここが今日いちばん言いたいとこや。猫がこわがらへんことと、家が安全なことは別の話やねん。動じひん子の頭の上にも、物は落ちてくる。停電したらエアコンは止まる。「うちの子は平気やから大丈夫」では済まへん——この記事はぜんぶ、そこから始まってるんや。

ほんなら、地震のときに猫の身に起きやすいことから見ていこか。

  • 奥に隠れて出てこない:無理に引っぱり出さんと、落ち着くまで待ったってな。水とトイレを近くに置いといたらええ
  • パニックで走り回る:ドアや窓が開いてたら、そのまま外へ出てまう。揺れが収まったら、まず玄関と窓を確認しよか
  • そのあと、ごはんを食べへん・トイレに行かへん:一日ならようあることやけど、何日も続くようなら病院に相談してな

家の中でいちばん危ないのは、猫が「高いところ」にいること

人間は床におるけど、猫は高いところが好きやろ。キャットタワーのてっぺん、冷蔵庫の上、窓辺の棚。……そこ、地震のときは落ちてくるものの真下やねん。

  • キャットタワーは「倒れてもドアをふさがへん向き」に置く:出入口の前に倒れたら、猫の逃げ道も人の通り道もなくなってまう。置く向きを変えるだけならタダやで
  • 猫の指定席の上に、物を置かへん:冷蔵庫や棚の上が寝床になってる子は、その真上を空けといたって
  • ガラスものと食器は、扉のある場所へ:割れたガラスの上を猫が歩くのがいちばん困る。肉球は素足やからな
  • 観葉植物の鉢は低い位置に下ろす:落ちて割れるし、種類によっては猫に危ないものもある → 猫が喜ぶ安全な植物とNG植物まとめ

窓辺が好きな子の話は、こっちにも書いてるで。
猫が窓に張り付く理由5つ🐾春に増えるニャルソックと賃貸での注意点

賃貸でもできる、壁に穴を開けない地震対策

うちは賃貸やから、壁にネジで固定するやり方はできひん。せやけど穴を開けんでもやれることはあるんや。

  • 耐震ジェルマット:家具や家電の下に貼るだけ。あとで剥がせるから、退去のときに困らへん
  • つっぱり棒タイプの固定具:天井と家具のあいだで突っ張るやつ。ただし天井が弱い場所は避けてな
  • 扉の開き止め:食器棚が開いて中身が飛び出すのを防ぐ。粘着で付くタイプなら賃貸でも使える
  • ガラスの飛散防止フィルム:割れても飛び散りにくくなる。これも猫の足を守るためや

……ほんで、正直に白状しとくわ。うちの家、ここに書いた対策をまだ何もやってへん。

えらそうに並べといてこれやけどな。せやからこの記事は、よそのお家に教えたるもんやなくて、うちがこれからやることのリストでもあるんや。おんなじ人、けっこうおるんちゃうかな。いっしょにやろな。

夏の地震でこわいのは、停電でエアコンが止まること

ここがこの記事でいちばん言いたいところや。

じつは停電の話は、お盆の帰省の記事でも書いた。見守りカメラで室温を見る、スマートリモコンで外からエアコンをつける、自動復帰の設定を確認しとく――あの4段構えのやつやな。

でもな。あれ、地震では通用せえへんのや。

  • 電気が戻ってこーへん:夕立の停電はたいてい数時間で戻る。地震はいつ戻るか誰にもわからん
  • Wi-Fiも一緒に死ぬ:見守りカメラもスマートリモコンも、ネットがないとただの箱や
  • 家に帰られへんこともある:電車が止まったら、猫のところへ戻るのに何時間もかかる

つまり「電気とネットがあること」を前提にした対策は、地震には効かへんということやな。せやから、電気がのうても効くものを用意しとく。

  • 珪藻土マットや大理石ボード:うちの王子はお風呂場の前の珪藻土マットが定位置や。電気がいらんのがいちばんの強み
  • 凍らせた保冷剤とタオル:猫が乗る場所の下に敷いたる。※直接体に当てんと、猫が自分で離れられるようにしといてな
  • カーテンとすだれで日射しを止める:部屋の温度が上がるのを、そもそも遅らせる作戦や
  • 水は何ヶ所かに分けて置く:ひっくり返しても、まだ飲めるところが残る

それと、地震は断水とセットで来ることがある。暑いのに水が止まるのはしんどいで。

暑さ対策そのものと、電気まわりの話はこっちやで。
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人は「電気があること」を当たり前にして考えてまうんよな。うちの珪藻土マット、ほんまに困ったときにいちばん働くかもしれん。

猫の備蓄は「いつものやつ」を多めに買うだけでいい

備蓄というと身構えてまうけど、猫様のぶんはいつも使うてるものを多めに買って、古いほうから使う――それだけで成立するんや。

  • フードは「いつもの銘柄」を多めに:しんどいときに慣れへんフードを出されても、猫は食べてくれんことがある
  • 水は猫が飲む分も数に入れる:人間の分だけ計算して足りひんかった、が起きやすい
  • 薬や療法食がある子は、これが最優先:切らすといちばん困る。かかりつけに相談して、少し多めに出してもらえるか聞いてみてな

猫のトイレの砂は、意外と忘れられる

フードと水はみんな思いつくのに、トイレの砂を忘れてる人が多いんや。トイレが汚いと我慢してまう子もおる。我慢は体にようないからな。

  • 砂も「いつものやつ」を1袋多めに:フードと同じ考え方でええ
  • 一時しのぎの代用も知っといたらええ:ペットシーツや、細かくちぎった新聞紙で当座をしのげることもある
  • 防臭袋があると助かる:ゴミが出せへん日が続くこともあるからな

ちなみにうちは、なくなりそうになったら早めに買い足すくらいや。わざわざ多めに買い置きしたりはしてへん。

せやけど、それでええと思てる。備蓄っていうても次の買い物で1袋よけいに買うだけやからな。それだけで「いつもの銘柄が、家にもう1袋ある」状態になる。えらい準備をせえ、いう話やないんや。

一緒に逃げる準備は「キャリーに入れるか」で決まる

いざというとき、キャリーに入ってくれるかどうかが全部や。入らへんかったら抱っこで外に出るしかないけど、パニックになった猫は腕から飛び出すで。

キャリーの慣らし方は、こっちに詳しく書いてあるから任せるわ。
猫の病院デビュー、なにから始める?キャリーと“心の準備”
猫を旅行に慣れさせる5ステップ練習法

  • キャリーを普段から部屋に出しっぱなしにする:「病院に連れて行かれる箱」やなくて「昼寝の場所」にしとくのが狙いや
  • 迷子札をつけておく:はぐれたとき、連絡先が首についてるだけで戻ってこられる可能性が上がる
  • マイクロチップという方法もある:首輪が苦手な子向けやな。入れるかどうかは、その家の判断でええと思う
  • 顔がはっきり写った写真を1枚:探すときに人に見せられる一枚があるだけで、ぜんぜんちがう

逃げる先の話も、ひとつだけ言うとくな。猫と一緒に入れる避難所は、まだ多いとは言えへん。親戚の家、車の中、ペットホテル……選択肢を先に考えとくと、当日あわてんですむ。知らん場所に慣れてもらう工夫は、引越しの記事が参考になるで。
初めての猫との引越しでも安心!準備・当日・新居の全手順

キャリーはな、いざというときだけ出してきたら、猫は「あ、病院や」てすぐ気づくんよ。普段から部屋に置いといたら、ただの箱や。それだけのことやねんで。

お金の話:不安になったからといって、保険に入らなくてもいい

地震のニュースが続くと、「なんか入っといたほうがええんかな」と思う人もおるやろな。

先に言うとくで。うちはペット保険も地震保険も入ってへん。そのうえで、下僕が調べて分かったことを並べとくわ。

地震保険は、火災保険とセットでしか入れない

地震保険はな、それだけで単独では入られへんのや。火災保険にくっつける形でしか契約できひん仕組みになってる。

ほんで、意外と知られてへんのがこれ。普通の火災保険では、地震・噴火・津波による損害は出えへん。やから地震保険が別に用意されてるわけやな。

賃貸で入るのは「建物」ではなく「家財」

賃貸やと、建物は大家さんの保険や。借りてる側が入るのは家財のほうになる。家具や家電が壊れたときのための保険で、部屋そのものを直す保険やないんやな。

うちが入っていない理由は「貯金で備えている」から

さっきも言うたとおり、うちはペット保険も地震保険も入ってへん。かわりに貯金で備えてる

保険に払うぶんを手元に置いといて、なんかあったときはそこから出す。うちはそっちを選んでる、というだけの話や。

ただな、これを人に勧めるつもりはない。貯金で足りるかどうかは、その家にどんだけ蓄えがあるかで、ぜんぜんちがう話になってまうからな。うちのやり方は、あくまでうちのやり方や。

入る前に、これだけ確認してほしい

「入らんでええ」と言い切るつもりもないんや。持ち家か賃貸か、貯金がどんだけあるか、猫が何歳か。それだけで答えが変わってまうからな。

  • 今の火災保険に、地震の補償が付いてるか:付いてへんこともある。まずは証券を見てみてな
  • 家財の補償額がいくらになってるか:金額を見てから、足りるかどうかを考えたらええ
  • ペット保険は、その子の年齢やといくらか:年齢が上がると保険料も上がる。今の金額だけで決めんほうが安全や
  • 払い続けるのと、その分を貯めるのと、どっちが自分に合うてるか:これは性格の問題でもあるな

そのうえで「うちは入らん」と決めるなら、それは立派な判断や。不安に押されて決めることだけ、やめとこな。

まとめ:全部やらなくていい。順番だけ決めておこう

ここまで読んで「多いな」と思たやろ。せやんな、多い。せやから全部やらんでええ。順番だけ決めとこか。

  1. キャリーを部屋に出しっぱなしにする(今日できる・お金もかからん)
  2. 猫の顔が写った写真を1枚、すぐ出せるようにしとく(これも今日できる)
  3. フードとトイレの砂を、いつもより少し多めに買う(次の買い物のとき)
  4. 家具の固定と、扉の開き止め(週末にでも)
  5. 保険をどうするか考える(あわてんでええ。証券を見るとこから)

1と2は、今日中に終わるやつや。それだけでも、昨日より備わってることになるんやで。

ぜんぶは無理でも、ひとつずつやってたら、いつのまにか整ってるもんや。
地震がいつ来るかは誰にもわからん。少しづつ準備していこな🐾